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「ボブという名の猫」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2017年12月31日(日)15時44分21秒
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  日本でも有名だった機知に富んだロンドン生まれのコメディアンのボブホープには
ボードビリアン的な要素が強かったけど 本作に登場する猫も相当ボードビリアン的な
芝居猫だった。おそらく王立演劇学校あたりに所属して居るホンマモンのアクター猫
だと感ずる程の演技力だった。

映画は 迷い猫を拾ったストリート・ミュージシャンの更生劇なんだけど
冒頭は英国人気質らしい言葉遊びのタイトル表示で「007」の導入部を想起させた。
彼に関わる女性は3人。一人目は麻薬の更生に携わる公的施設で働く理知的な女性。
二人目が職業不詳ながらNGOの「グリーンピース」のやうな思考を持ったナチュラルな人。
三人目が公的施設から落ちこぼれた中毒者を救う民間施設で働く褐色肌の女性。
この3人が「ジャンキー」と呼ばれるヘロイン中毒者の彼を救ってゆく介護者と為ってゆく。
3人は今の英国女性の三つのグループの夫々の代表者のやうな存在で在った。
主として生活経済面での色分けとして。

キャメラは時々猫の視点で回され・台所の下の壁の隙間から出入りする鼠なんかでも
鼠の目線で周囲が映し出されてて 思わづ1970年代の鼠と少年の交流を描いた
映画「ベン」のワンシーンを連想させた。

オンタイムで昔 観た自伝的映画「わが心のふるさと」は ボブ・デュランが憧れた
吟遊詩人 ウディ・ガスリーの物語だったけど 本作のミュージシャンは誰に憧れて
その道に入ったのだろうか・・?



 
 
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