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上映希望作品

 投稿者:kota  投稿日:2021年10月14日(木)22時57分31秒
  予告を観て興味を持ちました。

全国はもとより本県で意図せず拉致された方々もいらっしゃいます。でも当時、希望を持って行かれたかたがたもいらっしゃるのは事実だと思います。

福井に住んでいるからこそ感じる何かがあるような気がしてなりません。ご検討よろしくお願いします。

https://youtu.be/K9LlhU3Il4w/

 
 

上映希望

 投稿者:  投稿日:2021年10月12日(火)15時35分48秒
  ジョゼと虎と魚たち 韓国版

上映、お願いします!!
 

12月の上映会のお知らせ

 投稿者:SKELETON FILMS  投稿日:2021年10月 9日(土)19時41分0秒
  12月は福井市のメトロ劇場で上映会

戸田 博 監督作品の最新の作品2本『WEST PLANET』とドキュメンタリー作品『理由なき旅』及び 2013年度作品『京都、夏』2016年度作品『薩摩に生きる』の上映会

本年12月3日(金曜) ~ 4日(土曜)に福井市メトロ劇場にて上映会を行います。上映作品と詳細は以下の通りです。

*『WEST PLANET』:トレジャーコースト国際映画祭・ブルックリンSF映画祭入選
*『理由なき旅』:現在、世界映画祭に提出中
*『薩摩に生きる』:ブッダ国際映画祭・監督賞受賞(インド)
*『京都、夏』:モスクワ国際映画祭入選(ロシア) / ケーララ国際映画祭・監督賞受賞(インド) / モナコ国際映画祭・監督賞・脚本賞・主演男優賞ほか多数受賞(モナコ)・沖縄国際映画祭・ほか多数入選と受賞

《二本立て》
12月3日(金)
18:30  舞台挨拶
18:40 『WEST PLANET』:http://www.skeletonfilms.com/works/2619.html
20:10 『京都、夏』:http://www.skeletonfilms.com/works/1292.html

《二本立て》
12月4日(土)
18:30分  舞台挨拶
18:40分 『理由なき旅』:http://www.skeletonfilms.com/works/2630.html
20:10分『薩摩に生きる』:http://www.skeletonfilms.com/works/1938.html


《予告編》
『WEST PLANET』  https://www.youtube.com/watch?v=tVYoS_-Hl1o

『理由なき旅』  https://www.youtube.com/watch?v=3g_mcRNUus0&t=60s

『薩摩に生きる』  https://www.youtube.com/watch?v=CnicCaMUWlI&t=26s

『京都、夏』  https://www.youtube.com/watch?v=pWdgVcEPgRc&t=104s


入場料:前売り券 1000円  当日券 1200円

この上映会についてのお問い合わせ:070-2618-6919
 

上映希望

 投稿者:IH  投稿日:2021年10月 8日(金)05時41分43秒
  「息をするように(枝優花監督)」と「エッシャー通りの赤いポスト(園子温監督)」の上映を希望します。特に、20代のわたしにとって、若手の枝優花監督と枝さんの作品は勇気を与えてくれる存在です。ぜひ、よろしくお願い致します!

https://sp.universal-music.co.jp/ikiwosuruyouni-movie/

 

どうかお願いします!

 投稿者:NT  投稿日:2021年 9月18日(土)19時23分3秒
  吉本ばななファンのために、「ムーンライト・シャドウ」を福井でも上映してください!よろしくお願いします!
 

上映希望

 投稿者:先生  投稿日:2021年 9月16日(木)14時45分21秒
  「サマーオブソウル」の上映をお願いします。
「ウッドストック」をはじめ、数々の音楽映画は全部メトロ劇場で観させていただきました。
何とぞよろしくお願いします。

https://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=019911

 

上映希望

 投稿者:まい  投稿日:2021年 9月 1日(水)19時14分5秒
  『君は永遠にそいつらより若い』を上映して欲しいです!
よろしくお願いします。

https://www.kimiwaka.com/

 

「グランパ・ウォーズ」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 7月 9日(金)14時12分39秒
編集済
  何年か前 春江のアミの近くのカラオケ喫茶「グランパ」で高橋 茉莉子の
「♪グランパ」を歌って居た時 歌いながら(グランパって何?)と
訝し気に感じたが 此の映画 見て おぼろげ乍ら意味が解った。
グランパって どうもグランド・パパの意味らしくて祖父と云う事に為るらしい。

そんな事 思い乍ら観てたのだけど 未だリーマン・ショックが始まる前
白人の中産階級が それなりの暮らしが出来て居た頃のやうな舞台設定で
作者は そっちに夢を託したいのか・・と思った。
所謂「ホーム・アローン」のやうな映画で登場した少年も そんな感じ。
観始める前は1920年代の「ちびっこ・ギャング」のやうな子供の
悪ふざけ だけの映画かと推察してたのだけど シッカリ祖父目線でも
描かれて居て私的にも話に付いてゆけた部分も有った。

当然でせうが 向こうの人って12歳でも相手が大人でも自己主張しますょね。
さう云う教育・文化なんだからですけど 和を持って尊しの中で生活しとる
身からすると かなり観てて疲れました。
向こうの人は その疲れを心地よいモノとして楽しんでる。
やっぱ 文化だと思いました。

最初の部分で祖父が掛けたレコード 歌ってたんは誰でせう?
音質からして1940年代 後半のやうな曲に感じましたが 祖父が掛けるのには
古過ぎなので 子供の頃 親が掛けて居たのを懐かしみ・・で掛けてる印象。
古色の30年代でも無く・斬新な50年代でも無い中間の歌声が耳に心地ヨカッタ。
 

リクエスト

 投稿者:無名の和菓子  投稿日:2021年 7月 6日(火)19時45分29秒
  「ドライブ・マイ・カー」
原作:村上春樹
公開日:8月20日
主演:西島秀俊
物語)舞台俳優であり、演出家の家福悠介。彼は、脚本家の妻・音と満ち足りた日々を送っていた。しかし、妻はある秘密を残したまま突然この世からいなくなってしまう――。2年後、演劇祭で演出を任されることになった家福は、愛車のサーブで広島へと向かう。そこで出会ったのは、寡黙な専属ドライバーみさきだった。喪失感を抱えたまま生きる家福は、みさきと過ごすなか、それまで目を背けていたあることに気づかされていく…
(公式サイトより抜粋)

ずっと楽しみにしていた作品でしたが、地域が限定されており、福井での公開は無いようです。
カンヌ映画祭の出品作品でもあります。
ぜひ、公開予定に組んでくださいますよう、、お願い申し上げます。
福井での公開が実現しますように。。

https://dmc.bitters.co.jp/

 

「ファンタスティック・プラネット」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 7月 1日(木)17時05分27秒
  気分よく書き込んでたらミスタッチで全文 消えてしまった・・。
「もう此れで止めやう」。とも思ったが思い直して再度の書き込み。
ま 寺社巡りの朱印状 集めみたいに止められ無い。

本編は 1973年の仏とチェコの合作アニメ。
前年 カンヌで(旧)ソ連が伝説のSF映画「惑星ソラリス」で審査員
特別賞を得てるので それに かなり感化されたイメージ。
冒頭はムンクの「叫び」のやうな入りで 途中から日本の民放のTVアニメ
「妖怪人間ベム」のやうな異様な色合いで スィフトの「ガリバー旅行記」の
二幕目のやうな巨人部落も登場し 相当コアな映画だった。
知的な度合いが高い巨人部落の議員会館は何やら古代ローマの共和制時代の
議会場を想起させ 当時ローマ軍から常に制圧を受けてたガリア地方
今の仏国だが その意趣返しのやうな設定に感じた。

巨人達が云う「瞑想」って 制作当時 インドで始まりつつ在った
アシュラム思想・運動の影響なんだろうか。欧州人のオリエンタル趣味を
感じたのだが。
黒魔術・ユング・ダリ・・そんなの思い出す画調だったが チェコが入ったんで
良い意味で泥臭く為り面白い映画に仕上がった感。
 

「パーム スプリングス」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 6月19日(土)16時04分50秒
  タイトル名はテキサスの或る地名らしい。
舞台はテキサスの田舎の結婚式場から始まるのだけど田舎の割には国際色が
有って それは制作国に香港が加わったからだと感じた。
ループして毎朝 同じ風景が繰り返されると云へば10数年前かにDVDで
見た米国のTVドラマ(シリーズ)が思い出されたけど そちらはサスペンス調で
超能力モノ。此方はラブコメ物。かなり色合いが違ってた。

主人公達の顔は どう見ても1970年代の それで バックの音楽も
1960年代の前半のテイスト。冒頭の甘い旋律はロッサノ・ブラッツィの
甘いロマンス物の挿入曲みたいなメロディだったし 後半の「♪ラヴァーズ
コンチェルト」は サラ・ヴォーンのオハコで復古主義みたいなポリシィが
感じられた。って云うか会社自体が さう云う志向性かと感じた。

本編のタイム・ループは此の惚れ合った男女の置かれてる精神世界のヒナガタ
のやうに受け取ったが 場所がテキサス? 私には荒涼たる砂漠が有って
ごつごつの岩場も有って ネバダ州のやうに感じたのだが・・。
最後の「人は一人では生きてゆけない」の科白は一人暮らしの未婚者に
取って かなり堪へた。シンプルな言葉ほど心には響く。
難易度は相当にハイだが久しぶりにワンカラで「♪ラバーズ・・」を
歌いに行きたく為った。


いつもオシャレな映画の上映 感謝して居ります。
 

リクエスト

 投稿者:金八はっちゃん  投稿日:2021年 6月 9日(水)22時10分9秒
  「驚き!海の生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!」
公開日:6月11日(金)
配給: ユナイテッド・シネマ
ナレーション:さかなクン、水瀬いのり
監督: 田所勇樹

NHKの自然ドキュメンタリー番組「ダーウィンが来た!」の映画化第3弾。新種や不思議な生態が発見され続けている人類最後のフロンティア「海」をテーマに、番組取材班がこれまで撮影してきた200本もの映像素材から厳選した約60種の海の生きものたちを紹介。強烈なパンチで貝を砕くモンハナシャコや、驚きの飛行術で敵から逃げるトビウオ、猛ダッシュしてヒナに走り方を教えるジェンツーペンギン、貝の割り方を辛抱強く教えるラッコの子育てなど、数々の驚きを通して海の尊さを描く。番組内の次回予告アニメ「マヌールのゆうべ」に出演する人気声優の水瀬いのりがナレーターを務め、さかなクンがナレーターに加え出演もしている。


「僕が君の耳になる」
公開日:6月25日(金)
配給: テンダープロ
出演: 織部典成、梶本瑞希、濱田英里、善知鳥いお、ミセス・ヒロコ、新宮明日香、清水絵夢、松井健太、三浦大輝、中西悠綺、三浦剛、忍足亜希子、阿部祐二、新藤栄作、川崎麻世、岡田結実、木村祐一、森口瑤子
監督: 川崎龍太

ボーカル&手話パフォーマンスグループ「HAND SIGN」の同名楽曲を映画化し、実話をもとに描いた青春ラブストーリー。路上で弾き語りをしている大学生・純平は、耳が聞こえないろう者の美咲と知り合う。美咲との交流を通して初めて障がい者の世界を知った純平は、同じ時間を過ごすうちに彼女に惹かれていくが……。演劇集団「劇団番町ボーイズ☆」の織部典成が純平、ろう者のダンサーとして活躍する新人女優・梶本瑞希が美咲を演じる。ニューヨークで映像やアートの制作に携わってきた榎本次郎が長編初メガホンをとった。

上映候補に入りますように
アンケートに入れて欲しいと願っております。
 

「海辺の彼女たち」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 6月 4日(金)15時00分11秒
  激しい雨の中 久しぶりの来館だったがベトナムと日本との合作。
やっぱ映画もグローバル経済の範疇かと・・見終へ感じた。

主演女優はスレンダーで美乳。昭和30年代のセクシー女優 前田通子の
映画で海女に扮した作品が有って両者 体形が似てたので そんな事を
想い出した。本篇は水産工場で働く実習生 まるで「女工哀史」か
「野麦峠」の世界で有った。要するにベトナムを出て来なければ
(こんなこつにも成らなかった・・)。のだけど それだと弟の学費も
家の家計も儘 成らづ 明治期も今の令和期も家族 思いの娘の悩みは
同じだと感ずる。水産工場での重労働にしても此れ日本の娘達が
やりたがら無いから代わりにベトナム娘が やってる訳で此れって
娘同士の経済格差の問題だと まぁ未婚の私としては感じた。
野麦峠の貧農の娘達が工場に売られてゆく・・のと似た構図のやうに感じた。


腰痛と医者 通いで間が空いたが 又 来館 来たいと思う。
 

「キング オブ シーヴズ」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 4月23日(金)16時45分7秒
  予想以上に男臭い映画だった。女優陣は脇の脇みたいな扱いだった。
何か戦前の暗黒街映画を観てるが如き重厚さを感じた。
リーダーの男はリノ・ヴァンチュラのやうな渋みが有ってイタリア系のやうな
印象を持ったんだが実話の方では実際どうだったんだろか・・。

結局 お決まりの仲間内の分け前の割合で足の引っ張り合いと為り
其処から綻びが出て全員が御用に為ったんだが若い男だけは未だに逃げ
おおせてるらしいのだけど私的には闇の世界に消されてしまってる
ってな感想だ。

音楽は1970年代前半の米国の黒人ヒーロー映画のやうなスタイリッシュさで
捜査の女刑事が二人ともアフリカンだったのが記憶に残った。
映画の後半部で使われてたパワフルな歌声は女声だったが私は英国出身の
ペトゥラ・クラークだと推察したのだが どうだろうか?
チームの年齢 考えるとドンピシャの(歌の お姉さん)歌手に成るのだけど。
 

「GOGO94歳の小学生」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 4月10日(土)13時53分8秒
  最初 タイトルのGOGOは映画会社が勝手に付けた宣伝文句かと思ってたら
意外にも主人公の実名らしい。さう云へば有名な打楽器のタムタムも
同じ言葉の羅列でアフリカ人って重ね言葉が好きなのかも知れぬ。

冒頭(彼女は特別な人)ってな断り書きが入ったけど確かに然り&然りで
相当 負けん気が強い性分と感じた。校舎を建ててる現場責任者の壮年を
叱り飛ばす程の負けん気。助産婦と云う技能が有るから未だエエものの
無かったら村の鼻つまみ者でしか無いと感じる。
私が高2の頃に死んだ母方の祖母も丁度そんな感じで顔の輪郭や喋り方
果てや人生哲学まで似通ってたので80前で死んだ祖母を想い出してた。
最後にレーザー治療だと思われるんだが白内障の治療が成功して目が
見へるやうに為り学業に復帰が出来てヨカッタと思う。
最初に駄目元で直訴して入学を認められたんだが その校長が素晴らしく
教育者かく有りなん!の人物で 担当教諭の若い女性とはコントラストが
妙だった。黒人女教諭は 普通に「ジーザス!」なんて叫ぶので幼少は
ミッションで教育 受けたやうな気がした。
何処までが演出か判らないくらいのスムーズな流れで巧い映画だと思う。

観終へてロビーに出たら階段までスズナリの人・人・人。
次の上映映画に原作者の舞台挨拶が有るので大勢の大群と為ったらしい。
自分的には祖母の面影の有る94歳のケニア人の舞台挨拶が聞きたかったのだが。
 

「ガンズ・アキンボ」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 4月 8日(木)19時19分55秒
  アキンボ云うのは二丁拳銃の意味らしい。スラングなんだろうか?
「二丁拳銃は邪道」。と言い放った映画「シェーン」のアラン・ラッドを
想い出した。

冒頭 クルマのトランザムの疾走で始まり派手にマシンガンが火を噴き
まるで「マッド・マックス」のノリだった。途中で映画「ランボー」の
ポスターまで登場して来て監督は過去の名画群への思い入れが強い方だと
推察した。此の手の映画が成功するか・しないかは ひとへに主人公に
絡む脇の女優の力次第だと思ってるのだが今回はソツが無いやうに思へた。
只 意外だったんは その一人がアジア系だった事。スレンダーで切れ長の目
だったのでチャイナ系だと思うのだがエキゾチックで欧州人のオリエンタル
趣味を感じた。

物語は ネトゲーの仮想世界が目が覚めたら現実に成ってたってなストリィで
さうしたストリィは今が旬のストリィのやうに思へる。
私はネトゲーぢゃ無いがパソコン・オタクなので何となく主人公の気持ち
ってのが解る。清楚系・イケイケ系と二人の美女に囲まれ自分は二丁で
バンバンぶっ放す。これぞ男の夢!(遊びや せんとや 生まれけり)。
そんな戯れ歌のやうな色合いで結構 楽しめた。
 

「Away」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 3月29日(月)20時19分33秒
  主人公が宝島の地図を手に入れた褐色の肌の少年ってな設定なので
ハックルベリーフィンの冒険活劇を思い出したのだけど此方の少年は
オリエンタルなナイーブさを秘めてるやうだった。

冒頭から10分後 地平線が見える海辺の場面に為り ほおばった果実が
エデンの園の禁断の果実のやうに感じられキリスト教的 臨死体験の
描写のやうに受け取ったのが後半部で母胎回帰のやうな描写も有って
かなり人間の根源を現わさうとしてる感じ。
黒煙を吐きながら落ちてゆくプロペラ機は大型で私には戦時中のB29に
見へた。真っ黒な人達が落ちてゆくのも原爆死した人々のコラージュと
感じ取ったんだが どうなんだろうか?

無言劇でストリィも有って無いが如きで サブミナル背景音 付きの
シュールレアリスム映像を見せ付けられてる印象で その中で各自
物語を紡いで作って下さい。ってなクリエーター側の意思 云うか
強いメッセージを感じた。そんな処が審査員達の琴線を刺激し
色々賞を頂いたんだろうと思う。

私なりに物語を紡ぐと 或る昼下がり初老の男が まどろみ白日夢を見た。
夢の中での主人公は少年時代の自分で 少年を見守る形で常に背後霊のやうに
後ろで見つめる今の自分。現実社会では少年は虚像で幽鬼のやうな黒い塊が
自分なのだが夢の世界では それが逆転して居る。
そんな物語性を感じたのだが・・。

 

「どん底作家の人生に幸あれ!」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 3月26日(金)18時08分23秒
  邦題は おちゃらけたタイトルだが内容は かなり大真面目。
原題は「デビッドの私的な生活」か。

大好きな「クリスマス・キャロル」を書いた作家の自伝的小説が
ベースに為ってるって話だったので かなり期待して観始めた。
物語のプロットの展開は「ネバー・エンディング・ストリィ」のやうな
童話の頁を開いてゆくかのやうな手法で品が良かった。
が 内容は相当に辛辣で件の本の下地に為ったやうな展開で
売れない物書きの頭の中をドラマ仕立てに映像化して見せてるやうな
趣向だった。

登場人物達だけど ドーラの髪型は「レイア姫(スター・ウォーズ)」の
髪型みたいで真似たのかも?。「ミスター・ディック」は「バック・トュー・
フィーチャー」の科学者のやうなキャラに見へた。その辺 英国人の
遊び心だと思う。「ユライア」は完全に「・・キャロル」に登場する
守銭奴のヒナガタですね。
最後は皆が嬉々としてハッピー・エンドでコッチまで嬉しく成った。
やっぱハッピーで終わって呉れないと明日への活力源は生まれ無い。
前作の「スターリンの葬送狂騒曲」でも感じた事だがキツイ・ジョーク
入れ乍ら観てる客をリラックスして呉れる技量は大したもんだと思う。

後半のスクールの音楽授業でバンドネオンに拠る「ロンドンデリーの歌」
の触りが演奏されて居た。相当 古い古謡だが米国でもアレンジされて
よく映画でも使われてるので耳に心地 良かった。
 

「声優夫婦の甘くない生活」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 3月25日(木)20時57分8秒
  観る側に取っても甘くない映画だった。
単純な夫婦愛の物語ぢゃ無く夫婦の仕事が見付からないとか夫のDV紛いの行動で
妻が家を出て一時 知り合いの住居に身を隠すとか甘くない話だった。
最後は元の鞘に収まった感だが綱渡りの熟婚生活には違いは無い。

ウリの一つにも成ってた名画のオマージュだが 最初に出た「スパルタクス」は
ロシア人って古代ローマの史劇が お好きのやうに感じた
名前が出たカーク・ダグラスは「チャンピオン」だったかボクサー役が
印象 濃い。
「波止場」はブランドの出世作だが あれから男性スタアのイメージが
変わったかと思う。所謂 美男スター全盛は終焉を迎えたやうな気がする。

本編の妻は何だか夏川静江に岸田 今日子の知性を足して2で割った
やうな雰囲気。でも男が虎の尾を踏むと即座に豹変して・・ホンマ女って
怖い生き物だと改めて感じた。
彼女は「百万本のバラ」が愛唱歌って云う設定。シャンソンの名歌だが
その所為かエンド・クレジットも妙にフレンチぽかった。

 

「43年後のアイ・ラブ・ユー」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 3月22日(月)19時16分24秒
  不倫って云う形を除けばビューティフルな映画だった。
欧米 三か国の共同制作らしいが仏の影響を一番 感じた。
何だか仏のアニメを実写化したやうな印象。

主人公の高齢の男は友人との やり取りでスペイン系だと判ったが
女の名前がリリアン・ブッシュで即座にサイレントの名花リリアン・
ギッシュの「もじり」だと気が付いた。
チラシでは盛んにガーシュインの曲ばかりをウリに使ってたのだが
私的には老人施設で脳トレ代わりに使われてた「いとしのクレメンタイン」
の方に注意が行った。ジョン・フォードの西部劇の中の挿入歌だけど
歌詞が(彼女が溺れて死んで幽霊に為って・・)で本編の物語と符合し
しかも原曲はスペインのバラードで増々意味深。
彼女が若かりし頃に主演した舞台の「王女メデア」は映画化も されてて
主演はマリア・カラス。その辺も加味された設定かと良い意味で楽屋落ちを
感じた。

登場した二人の男優は色々な演技賞を頂いてる由。
でも相手役の女優には何も与えられて無い風情。
アルツの老婦人役って相当に演技が難しい筈と思うのだが此の点が不満感あり。
所謂 タイム・トラベル物としてもリメイク出来さうなストリィで
ファンタジックな映画でした。
 

「マンク」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 3月19日(金)19時42分25秒
編集済
  新作かと思ったら1940年代の古典らしい。
冒頭から20分のモダンジャズの背景音楽が煩かった。

マンク。ってのは名作「市民ケーン」のライターの名前だと判ったのが
映画の後半に入ってからで それまでは蚊帳の外のやうな感触だった。
名作でゴーストライターに成り掛けた?と云へば思い出すのは戦後の
赤狩り時代のジンネマン監督の「ハイヌーン」で此の時のライターが
(ジョニーは戦場に行った)の脚本を書き上げたんは本編の回想シーンの
時代と ほぼ一致するので二人の脚本家を見比べ乍ら本編を観て居た。

新聞王のハースト家と云うと私なんぞは1970年代の ご令嬢が起こした
(ハースト事件)の方がオンタイムに為るのだけど 此方も色々話には
聞いてたので興味は深かった。
ギンギンのブロンド女優は当初 一世風靡したジーン・ハロウかと勝手に
思い込んでたのだけど どうも違う?みたい。
回想の場面でクララ・ボウの絵看板は写るは・(世界の恋人)メアリー
ピックフォードの名前は出るわで そっち系のスタアが好きな私は
嬉しさ込み上げた。

かうした映画に噛んでるオーソン・ウェルズって映画界の風雲児と
云うより株屋の風雲児が映画界に殴り込んでる!・・そんなイメージ。
 

アニメ特集を希望します.

 投稿者:みこ  投稿日:2021年 3月18日(木)23時32分10秒
  続々とすばらしい海外アニメが上映されてますが,
「ミッシング・リンク」の前作「kubo」,
「ウルフウォーカー」の前作「ソング・オブ・ザ・シー」,
「カラミティ」の前作「ロング・ウェイ・ノース」などなど,
各制作会社の過去作品に改めて興味がわくお客さんも多いと思います.
上記作品は本当にすばらしいので,他の作品も含めて
アニメ過去作品の連続上映などあれば,とっても嬉しいのですが.
「カラミティ」の一般上映の時期に,絡めて実施などいかがでしょうか.
万が一実現したら,隣県から毎週通いたいです.
(アンコール上映というのが難しいものなのでしたら,ごめんなさい.
この意見は無かったことにして下さいね.)
 

「バルタザールどこへ行く」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 3月13日(土)14時47分7秒
  不思議なタイトルだ。
日常の中の非日常を追い求める仏映画らしいと云へば「らしい」んだけど。

毎回の如く上映時間とタイトルだけ見て来てるのだがマリーだのフィリップだの
仏人特有の人名が飛び交い仏映画だとは解ったんだけど最後の葬儀の野辺の
送りの香の使い方が東方教会らしくて何故に仏でロシア正教的?と訝し気に
感じた。帰ってチラシ見て確認したら制作国が仏と北欧だったので
ロシアの影響を受けた形に為ったのかと感じた。

数字を読み当てるロバの話は以前どっかで聞いた事は有り でも唐突に此の
映画で出て来るとは意外だった。羊の群れの中に居る一頭のロバの遠景は
何だか羊を牧する司祭のやうにも感じられ妙に旧教的な色合いを感じた。
ベットで男が死んでゆく間際に司祭が読んだのは旧約の詩編みたいで
香油だのラテン語の文言は当時の死者への追悼ですね。
日本で云うと枕経みたいなモノでせうが。

物語的に何を云いたいのか解らなかったけど元来 仏映画ってポエムなんで
小説だと思って聞くと駄目なんだろうな・・と思いましたね。
 

上映希望

 投稿者:でこんぼさん  投稿日:2021年 2月28日(日)20時45分13秒
  先週から他都道府県で公開されている「ポルノグラファー~プレイバック~」をリクエストします。
同性愛ですが美しいラブストーリーです。
ドラマ(フジ系・FOD)からの映画化です。
北陸3県ではまだ上映決まってません。
県外へはまだまだ行き辛いですし、短期間でもいいので上映されたら有難いです。
 

「シカゴ7裁判」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 2月20日(土)15時20分36秒
  貰ったチラシの写真を構図的に俯瞰すると往年の「市民ケーン」のやうな
硬派な映画のイメージで やっぱイメージ通りだった。

政治裁判。ってな事だけど私はアメリカの銃社会の問題だと感じた。
原住民と闘った遺伝子が忘れられないのか多くの米国人が銃を手放さづ
国内の銃器産業・兵器産業は花盛り。国内で消費が出来なければ海外で
内戦に便乗して売り付け そんな構図に義憤を感ずる若者達を売国奴
扱いで力で抑へる。ってな意味合いからなら政治裁判なのかも知れない。
が 中央官庁では裁判沙汰にする気は無かったらしいので実際は地方行政の
裁判なんだろうな・・。と感じた。
大統領のジョンソン~ニクソンで戦線が拡大したベトナム戦争だけど
実際それで食べていってた兵器会社で働く国内の人達も居た訳で「ぢゃ彼らの
暮らし どうするんの?」の問題も有り 上に立つ人らは悩ましいんだろな。
と思う。

背景音楽は所謂「クラシック」と云われるオールド・タイムの♪が
使われて居て エンディングのハイボイスの男性ヴォーカルは何だか
1970年代のビージーズのメイン・ヴォーカリストを連想させた。
裏声って云うかファルセットで歌う歌唱法が。
映画は新作だと思うのだが心なしか70年代の目線で描かれてる感じ。
それが此の映画の狙いなのかとも思う。
 

「ヒトラーに盗られた うさぎ」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 2月12日(金)18時48分14秒
  かうした徹頭徹尾の家族劇ってのは一人暮らしの未婚者からすれば
かなり観るんはハードルが高くキツイんだがシオニズムの立場で
描かれては無さうだったので観る気に為った。皮肉では無く
かっての日本の兄貴分的なドイツだから作れた映画だと感じた。
かうした素材を真正面から描ける今のドイツは経済面で欧州の覇者にも
成れる実力が有るんだろうとも思へた。

映画は少女の目線で語られてゆくので米国TVドラマの「大草原の小さな家」
とか邦画の方なら「ガラスのウサギ」等 想い出したのだが
ワイマール後期のベルリンの情景描写が興味が そそられた。
仏時代だったか奥さん同士でピアノの連弾に興じてたけど あの曲は
チャップリンの「独裁者」の中の有名な床屋のシーンにも登場した曲ですね。
ああ云うリズミカルなマーチは やはりドイツ人好みなのかと感じましたが。

映画「サウンド オブ ミュージック」のトラップ一家は最後スイスから
逃げましたが 此方は更に仏~英国へと逃亡を繰り返し何だかサスペンスの
やうにも感じました。久しぶりに「逃亡者」(デビッド・ジャンセン主演の
米国TV)見たく為りました。
 

「相撲道」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 2月 6日(土)14時42分14秒
  登場人物達の多くがマスク無しだったので何年か前の映画かと思ってたら
此れが前年の制作だった。流石に相撲取りだと感じた。

冒頭に云ってた「力士は力の士と書くんだ。」は戦前に力士の大量脱退騒動を
起こしたリーダの天竜が後年よく口にしてた言葉で彼の思想が今でも
角界に受け継がれてるのに まづ驚いた。
現力士の竜電は 昔の力士の龍虎&大昔の雷電を掛け合わせたやうな四股名に
感じられ それだけで期待のホープだと思った。
引退した豪栄道はガチンコ力士として有名で まさに力の士って云った
風情がピッタリの人。
親方の部屋の壁に飾って有った写真は確か佐田の山で 突っ張りで
柏戸&大鵬にケレン味 無く立ち向かってた行って最後は横綱に成った人。
相撲部屋も夫々に伝統が有って流れも色々だなと感じた。

テレビ桟敷ならぬ映画桟敷で力士の迫力を感じた。
 

ウルフウォーカーを是非劇場で!

 投稿者:みこ  投稿日:2021年 1月30日(土)14時51分4秒
  こんにちは. 石川県在住の みこ と申します.
こちらで今上映中のウルフウォーカー,内容もアニメーションも素晴らしいです!!
私は2回目を観に行こうと思っています.
メトロさんでは来月上映予定とのこと.
福井の皆さんにも是非スクリーンでご覧頂きたいです.
 

「ホモ・サピエンスの涙」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 1月28日(木)20時21分9秒
  10分ばかし仕事を早く切り上げ来たが小品ながらも良作だった。
スウェーデンの大使館が後援するくらいだからスウェーデン的に
ベルイマンの流れを汲む色合いか?と思ってたけど確かに「然り&然り」
で有った。

不思議な映画で初めて「処女の泉」(ベルイマン)を観た時のやうな印象。
映画の最後半部で男が殺された娘を抱き抱え慟哭してて まさに処女の泉の
ラストシーンと瓜二つで そんな処が本国が肩入れしてる理由の一つに
為ってるやうな気がした。
構図的には「第7の封印」(ベルイマン)の有名な死神との対話の
場面に似て極めて舞台劇の色彩が濃かった。

使われた音楽は最初 物乞いがウクレレみたいな楽器で路上で歌ってたんが
ナポリ民謡で 言い古されてるけど北方の人って凍らない海・地中海には
憧れが有るんだなぁ~と感じて 次のカフェみたいな処で流れてた
「ALL OF ME」は間違い無くビリー・ホリディの声で 彼女の本曲は
私の人生の応援歌の一つなので妙に嬉しく為った。

前半部の主人公の男は田舎の教会の司祭のやうな仕事を されてたやうだが
「信仰を失ってしまった!」と叫びながら町医者に駆け込む様子は
福祉国家の鑑と かって云われたスウェーデンの現状を知る手掛かりに
為りさうな逸話かと感じた。
とは云うものの此の映画の時代設定は いつ頃なんだろうか?
後半 1950年代の米国のオールディーズがラヂオから流れるし
最後の場面に登場したクルマは1970年過ぎの型のやうだし
時代がハッキリとは しない・・。それが此の映画のコンセプトなのかも。
 

「ストックホルム・ケース」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 1月23日(土)16時01分13秒
  予告編が良さげだったので かなり期待して来たが期待以上で満喫した。
米国映画だと2時間は超える素材が90分で まとめたのにも満足した。
やはり映画は90分前後が望ましいと改めて思った。

主人公は 見た目 当時 鳴らしたポルノスターのハリー・リームスの
やうな顔立ちで イデタチも「イージーライダー」のデニス・ホッパーの
コシュチュームで何故スエーデン男が米国にカブレタのか!?と訝し気
だったのだが 後で米国に何年か住んで居た事が判り納得しのだけど
彼の口から「アラモ」の話まで飛び出し本人はデイビー・クロケット
にでも成った気で居るのかと笑ってしまった。
他にも当時の米国活劇の「ブリット」「ゲッタ・ウエィ」も口に上り
よっぽど米国への憧れが強い男だな。と思ってたら 監督さん
そのものが さうした趣味を御持ちのやうで チラシの解説 見て
氷解した。

事件そのもは当時 テレビの海外ニュースか何かで聞いた覚えも有るのだけど
ま 何処の国でも いつの時代でも 警察は法の体制の番人で別に国民の
平安を守る番人でも無いので埒された3人は あぁした心情に向かうのだろうな
と感じる。個人的に困ってる人を助けられるんは あくまで個人で 公人や
組織や集団では無いって云う事。

埒された二人の女は流石に北欧人らしく陰影の有る彫りの深い御顔。
ガルボやバーグーマン程では無いにしろ南欧系とは別の美しさを感じた。
 

「華岡青洲の妻」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 1月22日(金)14時11分54秒
  正月明けからの白魔との格闘で駅前まで出て来る体力も無く やうやう
雪かきも一区切り付いたので来館してみた。

本作はオリジナルに為るんだろうか スタッフ・キャスト共 一流処が名を
連ねてるけど あくまで原作者の有吉 佐和子の世界だと思いつつ最後まで
観て居た。彼女の細密で深い奥行きに魅せられた。
初公開時 文部省 推薦作に為ったんだろうか? 私的には最初 見たんが
NHKの名作劇場だったので そんなイメージなんだけど。
まぁ 欧米の人が観たら どんな印象を持つのだろうか?。とも思う。
向こうは個人主義の社会だから此処まで抜き差し成らぬ嫁姑の問題には
為らないのでは・・とは思うが 東洋的 云うか 東南アジア的 云うか
日本的な題材だと思う。
最後に死ぬ事に為る華岡家の次女(渡辺 美佐子)が此の物語の狂言回しの
役で 有吉さんの代弁者のやうな役処と感じたが 渡辺さんは1970年頃
NHKのテレビの21時台の連続ドラマの「乱れ髪」で与謝野 晶子の生涯を
凛として演じてたのが思い出された。
他 私が子供の頃に慣れ親しんだ所謂 脇の名優も何人も居られ
懐かしかった。やはり自分の小学・中学の頃の名画って自分のセピアの
アルバム広げてるやうな気持ちに為りますね。
 

「越前竹人形」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 1月 3日(日)14時42分52秒
編集済
  郷土風俗史的にも興味 深かった。
昭和の初めの芦原の色街には未だ音曲師が居て大正期の「♪籠の鳥」を
ヴァイオリン片手に流して居たのか・・とか・既に三國線の汽車が開通
してたのか・・とかで東古市~永平寺線が開通したんは明治の末の筈だから
有りの話かと色々時代考証しながら眺めて居た。

男は竹細工の職人で21の独り者。思い切って死んだ親父の馴染みの芸者を
足抜けさせ嫁にしたのはエエが希代の武骨者ゆへ嫁の扱いが解らづ仕事に
逃げるのみで寂しく為った嫁は・・。の話なのですが最後はハッピーエンドで
とりあへづ終わって未婚の武骨の私メも胸を撫で下ろした。
正直 男の武骨さには見ても居られづ我が心 見透かされてるやうで
恥づかしくて下ばかり見て居た。おそらく私も おくめも無く ああした
行動するなと自分の姿見 見せ付けられてるやうで気恥づかしかった。

監督は11年後だったか「襤褸の旗」って云う確か田中正造を描いた野太い
映画を作って私も市内でオンタイムで観ましたけど従弟が監督の
西村 昭五郎とは最近まで知りませんでした。「福宝会館」で1970年代
彼の日活ポルノ作品 気に入って よく観てましたが西村の血筋が
さうなのか彼の映画も野太い画面作りでした。



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「青空娘」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2021年 1月 1日(金)13時41分12秒
  ロングのワンピのブラウスの上からも判る美乳が男の股間を悩殺!
なのでR15指定です。
まぁ此れは半分冗談ですが出演女優達は今のAV出てもトップ取れる艶が
有りますね。当時の映画関係者って今より女をみる目は確かだったんだと
追想しつつ観てました。

話の内容は愛人の娘がヒロインなので主人公からすれば相当に厳しい
運命に居る訳だけど やっぱ右肩上がりに向かう時代なのか皆が
前向き&明朗で 今は大金 積んでも作れ無い映画だと思う。
各女優さん達の話すると
三宅邦子は ネット動画で彼女の娘役時代の映画 観た事 有りますが
良家の令嬢役で 本編の掃除婦役してても品が有りますね。
沢村貞子は自伝 読んだ事も有るけど苦労 背負い込むタイプですね。
ミヤコ蝶々も自叙伝に拠ると幼少からの訳ありの方で叩き上げの芸人。
共演の南都とは何と実の夫婦で夫婦万歳で一世を風靡してたやうです。
ヒロインの腹違いの姉を演じた穂高のり子は写真でしか知らなかった
んですが中々のアプレな役で ぐれた岸 恵子みたいで興味 深かった。

映画は「青い山脈」の社会人版のやうな色合いでシネラマが登場する前の
時代か 邦画がカラー化された初期の画面が手作り感 満載!でした。

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「好色一代男」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2020年12月30日(水)14時32分49秒
  春色 梅ごよみ的なロードムービーなので どっかから どう話してエエものか
言葉に詰まるくらいの盛りだくさんの映画だった。
只 一番に感じたんは最後の主人公の科白「夕霧ょ 二人で外国に行って
幸せに暮らさうょ」。だった。製作が昭和36年で映画人口が一番 多かった年か
高度経済成長政策 真っ盛りで誰もが外国で幸せに暮らすのを夢も見
手が届くと思われてた時代。時代劇とは云へ本作も時代の影響をモロに
受けてるんだなぁ~と思った。今と真逆なグローバル経済が素直に信じ
られてた時代で 映画の空気感が懐かしかった。

女優としては 舞台女優が本職の筈の水谷 良重を見には来たんだけど
チラシの説明では大映女優陣の一人との扱いで 私の方はNHKの舞台中継で
新派の彼女の熱演 観てた世代なので彼女を映画女優陣として扱うには
抵抗が有った。
遊郭のドンチャン騒ぎで たくさんの綺麗処 出てたが皆 大部屋女優
なんだろう。単体と大部屋の力の差とは何だろう?と美形ばかりの
女優さん達を見つめながら思った。

落語の艶笑物にも出て来さうな男のファンタジーだが 本作の10年後に
登場した日活のロマンポルノでも盛んに作られた廓物でも有り
ソッチ系のセクシー女優達の名が頭を過った。

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「雁の寺」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2020年12月27日(日)14時32分1秒
編集済
  パート・カラーと云う響きが懐かしかった。
日活でポルノ路線が始まる前 ピンク映画界で白黒→カラー化される少し前
パートカラーと云う撮り方が有って よく福宝劇場で観てたのを
懐かしく想い起こされた。

自分も寺絡みの仕事してる身なので此の種の映画は身に詰まされる。
特に未だアドケナイ少年僧の苦悩が身に染みて解り 思わづ住持の愛妾が
助け船 出してしまう心情も理解が出来た。木村 功が扮して居たのか
彼は さうした屈折した男を演じるには巧い役者だと思う。
それに三島 雅夫は穏やかな笑みを浮かべつつ相手を後ろからバッサリ!的な
役柄が多くて今回も適役だと感じた。
劇中 中学校の軍事教練の場面が有って退役軍人らしき教官が居たので
てっきり昭和10年代前半かと思って居たら此れが昭和8年ってな設定
らしく そんなに早く暗雲 漂ってた時代かと複雑な気持ちに為った。

後半の通夜の席で読まれた経は観世音普門菩薩25の最初の部分で禅宗でも
普通に読まれる経典ですね。
此の映画はDVDの方で2度ばかし見てました。後で気が付きましたが。

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「刺青」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2020年12月26日(土)16時39分20秒
  今週は正月興行に入るからだろが涎が出て来る良作ばかりで どれにすべきか
迷ったけど 普通に本日の1作目を選んでみた。

映画は比較男女心理学的にも興味 深かった。
所謂 男子脳・女子脳の違いで大店の娘さんが大人しめの手代に惹かれる
気持ちも飽きてしまう心情も よく解る。
エンディングは当時として有り有りの大円団で最初に既に予想が付いた。
大映好み云うか社長の永田さんの嗜好のやうな気もした。
元々 監督が増村で・原作が谷崎で・シナリオが新藤で・キャメラが宮川で・
脇に山本 学・佐藤 慶 と理論派が入ればエエ映画に為るんは必定で
安心して楽しめた。
手代の母親役で毛利 菊枝が居て懐かしかった。大作「釈迦」で貧者の一灯を
演じた北林 谷栄と同じく既に鬼籍か・・。

主演を張った彼女は偉大な女優だと思う。
どう偉大かと云うと津島 恵子みたいに会社と事を構える事も無く粛々と
目の前の仕事に励んで居たと云う点で。性格的にも現場で可愛がられる人
だったんだと思う。気遣いが出来る人だったんだと推察した。
性格が男!云うんも当然で男社会の映画界でセンター取るくらいだから
男で居ないと当然 取れない。男の観客側からしても気持ちが男で居て
呉れた方が楽 云うか心情が解り易い。洋画&邦画 と問わずトップ女優って
気持ちは皆 男子!だと私は思ってる。

映画の描写は女郎蜘蛛と云われる背中の刺青のアップから始まってたが
私なんぞは「色暦大奥秘話」(日活 小川節子)や「海女の慕情」
(新東宝 前田通子)らの背中を思い出し見比べ眺めて居た。
当時の永田さんも新東宝の社長の大蔵さんと同じ女優への見方だった
もかも知れない。

色々書いたがハリウッドの西部劇 同様 時代劇が作られ無く為った。
それなりの やむを得ない背景も有るんだろが時代劇を作れ無く為った
映画界は当節の時代からも相手に されなく為る。と思うのだけど。

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「ようこそ映画音響の世界へ」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2020年12月21日(月)20時20分52秒
編集済
  仕事上りに そそくさ来たが帰りは雨に為り少し怖い思いもした。
お楽しみ得るには何某リスクは付き物なので毎度 微妙な思いだ。

映画は いつ頃の作品なんだろうか?
出演者の俳優の顔付きなんぞから推定して それなりの過去の作品だと
思ったのだが制作サイドで物を云ってたバーブラ・ストライサンドが
懐かしかった。彼女が1970年代 私は熱烈なファンで東京のファン
クラブにも入ってて毎月ビバリーヒルズの彼女の大邸宅宛てにファン
レターを送ってたので(さも有りなん!)と呟きながら観て居た。
当時から彼女は制作の方に関心 持って居て「近い将来 歌手業 辞めて
プロデュースに乗り出す!」と当時から公言してたので「さも有りなん!」と
思いながら彼女の話を聞いて居た。

本作全体としては
最初に登場した西部劇の写真は風貌からして伝説のジェシー・ジェイムズ絡みの映画かと
思い ベルイマンの「第七の封印」とゴダールの「勝手にしやがれ」が
出て来たのが少し意外だった。
ハリウッド映画の音響の歴史を90分で まとめるんだから かなり無理だと
感じたが日々の暮らしに追われる者としてはコンパクトに まとめて
呉れて有難たかった。

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「キーパー」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2020年12月18日(金)18時08分6秒
  かっての日本の同盟軍の兵士を人並みに扱ってる映画には感謝したい。
やはりドーバー海峡一つ有るか どうかで変わるもんだとの印象を濃くした。
陸続きの欧州各国では作れ無かったやうに思えた。

主人公は鉄十字勲章の授与者なので当時の日本で云うと金鵄勲章ってな処か。
砂漠の狐と云われたロンメル将軍が かって二度 授与されてるので
ヒットラーも彼には直接 手が出せなかったってな逸話が有るけど
鉄十字イコール独逸軍の象徴でも有るのでバッシング受けても仕方が
無い部分も有るのかと感じた。さうした中で彼を支援した二人の監督は
真の英雄かと思う。いくら本人が頑張っても良い支援者に恵まれ無いと
中々結果が付いて来ないってのは洋の東西 問わづの現実だから。

音楽的には 丁度 始まって1時間半 経った処の砂浜の場面で
若い女性ボーカルの「♪ブルー ムーン」が遠慮がちに流れヨカッタ。
確かビリーホリディも吹き込んで居たから相当 昔の唄の筈だが
現代的な唄い方で映画とマッチしてた。
もう一つ話を加えると 以降の場面 女王陛下が観衆の前に現れた場面で
観客の大合唱に為った国歌か(準)国歌のやうな曲は讃美歌にも
転用されたらしく私もプロテスタント信者時代 夜の祈祷会の〆で
よく歌ったので懐かしさを覚えた。ネットで調べてみたら讃美歌集の
39番に為って居た。

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「ムヒカ」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2020年12月12日(土)15時06分7秒
編集済
  前作 観た時 次回作も有りだったので今回も一連の流れで観た。
前作以上に中身が濃く彼の人柄に又 魅了された。

彼の愛読書が「ゲバラ日記」とか「ドン・キホーテ」なんは最初から
予想が出来たがソクラテスに続き7転8起の達磨思想が語られるとは
思いもしなかった。長い刑務所暮らしで読書の必要性を更に感じた
結果の読書家なんだろなと思った。単にイケイケ派の革命家では
無く深遠な思想に裏打ちされた哲学者のやうな思索の人で存外
東洋人 受けもするんだろうなと思う。

ウルグアイは明治以降 日本人の南米移民で最初の人達が渡った
国だと聞く。ブラジルより日本人の感性に合ってるやうな気がした。

世界一 貧しい国の大統領は世界一 豊かな器を持った大統領で有った。
経済の拡大性を信奉する者に取っては真逆で異常にも感じるが
それこそが実は異常だったと気付かされる。

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「私は金 正男を殺していない」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2020年11月28日(土)14時48分46秒
編集済
  題名からして大変 解り易い。良作の予感が したが快哉!だった。

色々な政治的な動きが有った事件のやうで主人公の若い二人は
翻弄されて居たけど最後の結末も北朝鮮側の折り込み済み だった
やうな気が した。国力 乏しい小国が大国相手に伍するには
此れくらい やらないと金王朝も持たないだろし 色々事前に
シュミレーションも秘密裡に やってるだろうから落ち着くべく
処に落ち着いたってな印象で 一人は解放し・残りの方を
放さなかったんは二人一緒だと結束が固く為り やっかいなので
二人を離すべく虚に出たんだと感じた。それも当初からの軍事作戦だった
と思う。なので片方の解放は素直には喜べ無い気持ちだった。
夫々の母国が解放に動いたが片方が成功で・片方が不首尾
だったんは金王朝側の都合が有って さう為っただけで別に大使館の
努力の差?では無さうだ。
解放された女性は女優ださうだ。此の事件を題材にしたオファーでも
来たら二つ返事で応じて欲しい・・と思う。
それくらいの覚悟 持って助かった命 大事に有効に使って貰いたいと思う。

地元のメディアが義憤に駆られて撮った映画かと思ってたら実際
米国の映画に為って居た。彼女達の弁護士がハンク(ヘンリー・フォンダ)や
クープ(ゲーリー・クーパー)のやうな米国の良心の写し絵のやうに
感じた。

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「真夏の夜のジャズ」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2020年11月27日(金)15時20分44秒
  観るまでは判らなかったが此の映画 一度 観た事が有る。
リバイバルで お目当ての映画の併映だったか 冒頭の水面に浮かぶ
キャスティングの紹介で記憶が蘇った。

3番目に登壇したシンガーのアニタ・オディは仲間内から色々悪く
云われてると聞いた事は有るけど カラオケのDAMで彼女の持ち歌
歌ってた頃は切れ味が鋭く小味だが巧い歌手だと思ってた。
グーグルで彼女の画像を くぐると真っ先に此の時のスナップが
登場するので本編の方 見れてヨカッタ。

後半に登壇したダイナ・ワシントン。神曲の「オール・オブ・ミー」
だけどカラオケでは相当 前からフランク・シナトラで入って居て
私も かなり歌った曲だけどシナトラの都会的な洒落た歌唱ぢゃ無く
ラジカルに野性味っぽく歌ってたのが印象的。ジャズ云うより
リズム&ブルースのやうに聞こえた。

最後 サッチモが旧約の創世記の逸話から歌の歌詞を振って行き
マヘリア・ジャクソンが(主の祈り)そのままの歌詞を歌って
エンディングが元はドイツの古謡に為るのかクリスマス曲の定番の一つ
「もみの木」バージョンで〆て まるで数年後に活躍する事に為る
ブラザーズ・フォーの世界そっくり だったので驚いた。

私は音楽は大時代的なスローでメローなバラードが好きなんで
今夜はユーチューブで大大大 好きなジョー・スタッフォードの
「ニューヨークの秋」を聴いて・・寝ます。

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「もったいないキッチン」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2020年11月22日(日)21時25分50秒
  観始めの頃は何だか戦前の日独防共時代のドイツの同盟国へのプロパガンダみたいに
主人公のドイツ語のメッセージを感じたが 結局 新しいコミューンを作ってゆくのが
主人公夫婦の最終目標だと気が付いた。
只 釜ヶ崎でボランティアしてる自称アーテストのイケメンも含め
あまり お金には不自由して無いやうな人達も見受けられ(もったいない)
の粘土遊びのやうな感触も一部 有った。

後半 モーツアルトの楽曲を流す事で鰹の燻製の旨味を増す場面では
サブミナルのテープはモーツアルトが一番 効果 有ると30年も前に
既に国内のオカルト雑誌でも云われてる事なので今更の話で有った。
実際 酪農場でも乳牛の乳の出が良く為るらしいし。

本作は(もったいない)をモチーフにした国際カップルの旅行記だと思う。
仲睦まじい男女の動くアルバムを見せ付けられてる印象。

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「スパイの妻」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2020年11月14日(土)14時40分58秒
編集済
  観る前は実在した東洋のマタハリのやうな男装の麗人でも登場するのかと
思ってたら 戦後の映画「安城家の舞踏会」の逆バージョンのやうな
舞台設定だったので少し意外だった。

主人公夫婦の お互いの葛藤は男子脳・女子脳の差で未来永劫 一致は
しないと思う。でも別れられ無いから夫婦なんだろうな。と感じた。
物語の中頃 731部隊を連想させる場面に為って どうストリィが
動くかと思ってたら最後は陸軍記念日の東京大空襲の夜のシーンまで
引っ張って行き 毎度の事だが落胆した。
どうして その前の夫がプレジャーで国内を離れる場面で「FIN}に
しなかったのか悔やまれる。(映画には説明文は要らない!)。
いつも邦画の作品 観てて思う処だ。
 時代考証的には かなり念入りで相当 資金を使った感。
 出納係は かなり胃が痛い思いしたかと推察した。
 只 劇中の「忘年会」の題字が今風で 他の横看板も一つ左書きだったので
 戦前オタクの私的には「しっかり やれょ」の感想で 登場人物達の喋りも
 どう聞いても戦後のイントネーションで その点が不満だった。
 ま 監督さんは現代人にも通じるか形にしたかったんだろうとは思うが・・。
共演した女優さんは(女優魂)の有る方だと感じた。
演技の幅が広いとか云う前に気持ちからして他の女優さんには無いモノを
持ってらっしゃる。画面越しだが さう感じた。
このまま行けば国民栄誉賞を持つ国民女優に成れると感ず
=只 さうは云っても巨乳でも無いし・目の覚める超美人でも無いので
 自分的には あんまり魅力は感じ無いのだが。

後半 戦前の映画「河内山 宗俊」のワンシーンが入ってたので戦病死された
山中監督への本監督の挽歌だと感じたが 原 節子 絡みの映画を
出すのなら日独合作の彼女の主演映画「新しき土」の方が西洋の(通の)
方には受けたかとも思うが 公開が1938年の作なので時期的に
合わづ諦めたやうな気も した。

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真夏の夜のジャズ

 投稿者:小橋健太ろう  投稿日:2020年11月13日(金)16時42分49秒
  20歳のころ、ジャズは正直まだよくわからなかった。でも、この映画で、真摯に音楽に取り組むジャズミュージシャンを見て感動した。
この1950年後半は、黒人への人種差別が当然だった時代。
天才がジャズ界に集まっていた。
まだ有名になる前のエリック・ドルフィーの姿がわずかな時間に見れるが、それだけでも素晴らしい。
4Kになった美しい画面で、40年ぶりに『真夏の夜のジャズ』を見れる喜び。
嬉しい。
 

「オフィシャル・シークレット」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2020年11月 7日(土)19時36分35秒
  ラインナップ的に かうした大作の幕間のやうな位置付けの映画って
大相撲の前頭の熱闘みたいな秀作が多いってな私流の見方で予想通り
秀作で有った。

1970年代に「大統領の陰謀」って映画が有ったが本編の冒頭の入りも
感じが似てて監督さんは かなり参考にしたやうな印象だった。
主人公の女性は幼少 台湾のミッションで過ごし・長じて広島で英語教師を
務め 彼女の精神的土壌に相当に影響を与えたと感じた。
政府寄りの新聞社に勤めて2年。思う処や期するモノも有ったんだろうと
思う。が 若さ故と云ってしまえは それまでの話なんだけど結婚相手の
同居人に身の危険を させてしまうのは どうかな?と思う。
パートナーに対する愛情が欠けて居たと云われても返事に窮するのだと思う。

国家犯罪が主なテーマだけど かうした犯罪は未来永劫 無く為らないと思う。
王道楽土と云いつつ裏では・・。なんて かって日本にも有ったし
真珠湾に日本軍を引き込んで正義なる戦争を始めた かっての米国も有ったしで
国体護持と国民の福利は共存し無いんだろうな・・と感じた。
それらを踏まえて云うなら米国は世界一 悪い国で 本編の主人公のやうな
人をバンバン世に送り出す世界一 良い国でも有って その落差が米国の
底力の源泉で 亦 米国人の魅力なんだろう。
 

「道」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2020年10月31日(土)13時53分38秒
編集済
  44年ほど前「福井映画サークル」の(今月の自主上映作)に本作が選ばれ
事務所の会場で椅子並べ・スクリーン張り なんぞも してたので
当時を思い起こし懐かしかった。

映画は今 観ると敗戦国の悲哀を感ずる。英米仏に負けて国全体が打ちのめ
されてる匂いが全編 漂ってる。そんな中で救いは お膝元のカトリック信仰で
憩いは旅回りの一座って云う事なんだろうけど 当時の日本も似たり よったりで
全国津々浦々芝居が大人気を博して居たらしく映画の世相が同じ敗戦国の日本の
世相と重なり合った。
20代の頃に観た時と違い 今 観ると「かう云う男女間も有るんだな」と
かなり肯定的に捉えてしまう。善悪ぢゃ無く みんな違ってて みんなイイ。
みたいな感想に為るか。別に暴力を肯定する訳ぢゃ無いけどアダム&イヴ以来
男女の形態は色々だろから敢えて善悪は言えないってな読後感だった。
日本初公開の頃の(キネ旬)の批評 読んでても 又 その後の批評 見ても
決まってカトリック信仰との絡みが出て来るけど 当時の向こうの人達に
取ってのカトリックは一種 空気みたいな存在だろうから取り立てて
どう・かう論議するのはナンセンスな話題なんだろうなと思う。

自主上映後の数年後に年長の知り合いの順化小学校の教諭に丁度NHKで放映してたので
強く見るやう勧めたら 後で彼女も感涙してた。
此れ 或る程度の年代の日本人が泣くのは背景に敗戦の痛手の遺伝子が有るから
だと思ってる。まるで邦画の「君の名は」(1953年)のやうな背景感。
 

「ブックスマート」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2020年10月23日(金)18時00分25秒
  1本目を観るつもりが激しい雨で諦め次の2本目が本作。
数日前から雨なら本作と予定して居た。(所謂)学園ドラマ。

主人公 二人のピチピチ感を見てたら1960年代のエルビスの青春映画
「ラスベガス万歳」のアン・マーグレットを想起した。本作に登場した
金持ち娘は少しアンのキャラに似て居た。エンディングは聴き慣れた
1950年代の名曲「アンチェインド・メロディ」だったので「おや?」
と思ったが直ぐ其れを打ち消すオチが付いて其の辺がアメリカ的だと思った。
欧州映画ならオチ無しで そのままで終わるのだと思う。
同じ学園ドラマの伊の「明日では遅すぎる」で扱った性と違い此方は
ゲイもレズも日常の事として扱い流石 1950年代の学園と今では
大きく違うのだと改めて感じた。

若いキャンキャンギャルからパワー貰おうとしたが 貰う処か逆に自分が
潰されてしまった。
 

「8 1/2」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2020年10月18日(日)16時17分9秒
編集済
  C.C。事 クラウディア・カルディナーデだけ観に来たつもりが
「映画は祭りだ!」と云う監督の術中に嵌った感。監督で映画は観ない主義の
私がシッカリ監督で映画を観てしまった。所謂 楽屋ネタの映画なんだが
映画関係者が見ると泣いて喜ぶ章が満載で評論家が激賞してたのも
頷けた。20代の頃 リバイバルで観た時は(何が何やらサッパリ)の
体だったが 今 改めて再見し やうやう監督のメッセージが解かり
掛けて来た感じ。

背景音楽が 最初の掴みで「禿山の一夜」(ムソグルスキー)で
次の庭園の会話で花の蜜の話題に為ると「花のワルツ」(チャイコフスキー)。
甘い場面では本作の7年前の映画「愛情物語」のテーマにも使われたショパンの夜想曲2番ってな
アンバイで監督のクラシック好きが感じられた。
主演のマストロヤンニが43歳の役 演じてるが若くてビックリした。
ハリウッド・スターで云うとトロイ・ドナヒューの世代に為るのだろうか
甘い横顔がドナヒューに似て居た。
生前のマストロヤンニの女遍歴は有名だったので役と重ね合わせしつつ
苦笑しながら見てたが 役柄なのか・素なのか ホント女の落とし方は
お見事の一言だった。
此の映画はスペース・オペラだと思う。オペラを映像化したモノ。
そんな印象だった。

本編が始まる前 デジタル・マスター版にするまでの経緯の説明文が流れ
その中で「チネチッタ」と思しき伊語を目にし懐かしさを覚えた。
カルロ・ポンティが辣腕を振るった伝説の大撮影所。以前 かなり縮小されたと
聞いたが 今は どう為ったんだろうか?
 

「カサノバ」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2020年10月17日(土)20時45分20秒
  本編に入る前の冒頭 社名のロゴだろが「ワイルド バンチ」と出たので
サム・ペキンパー監督の顔を思い出したが 本作もメンタルでは かなりの
ワイルドな映画だった。

1703年と表示が出たので今から約3百年前の王侯貴族の物語で
盛んにチェンバロの演奏が登場し まだまだピアノの原型さへも
無かった頃の音楽的には古典派の時代なんだろ。
最初から最後までチェンバロの音色だったので同種の手法だった
実相寺 照雄の「無常」の場面も想起してたのだが 最後に盲目の楽団が
民族音楽的なノリの良い楽曲を演奏してて何だか儲けたやうな気分に為った。
現地の(古謡)なんだろうがアンデス音楽を聴いてるやうな泥臭さが心に染みた。

主人公は歳も70前後だろうか 未だ20代と思しき娼婦に溺れてゆく。
自分も主人公とは近い年齢なので心情は解るのだけど・・。
テムズ川に身を投げやうとした主人公を粋な科白で押しとどめた彼の友人。
良い友人を持ってるな。と少し羨ましく思った。
 

「忠直卿行状記」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2020年10月 3日(土)15時43分39秒
  やさ男の役者に忠直は無理だと最初 思いながら観に来たが
此れが中々 終わってしまへば一枚の立派なシャシンに為ってる。
感心しながら森 監督の力量に脱帽しない訳には為らなかった。

此れ 色々な視点から論じられる映画だと思う。
普通に云へば 前半はサラリーマン残酷物語で有り・後半は大船調の母モノの
色合いなんだけど 巧く日本人の琴線に原作を載せてるな と思う。
昭和の文豪の菊池サンは文学界だけぢゃ無く あらゆる業界に顔が利く方
だったやうで 彼の描いた忠直が実際の忠直だと独り歩きしてしまわれた
ってな印象で 其れは文豪の筆の力 云うよりか世間への顔の広さが要因と
感じてる。
映画では忠直の側用人が実は幕閣から密命を帯びた間者ってな設定で
「歴史的にはアルアルだな」と思ったけど半面 事は そんな単純な事柄でも
無いだろ・・とも反芻し 事実は藪の中で終わるやうな気がした。

場面・場面で色々スポット的に感じたモノも多かった。
最初の槍の模範試合のシーン 今以上の長槍で戦国の真柄 十郎左衛門の特大の
槍を想起し 又 中村 錦之助「宮本武蔵」の中の槍の宝蔵院との場面も想い出された。
私が子供の頃の映画だと思われるので母親の羊水の中に居るかのやうな安堵感・
幸福感が身体を心地よく包んで呉れた。

に しても共演・助演 問わづ女優サン達 一様に品が有るな~~。
当時の時代性なんだろうか?
 

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