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「大菩薩峠」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2020年 9月19日(土)18時17分16秒
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  見終えへ館内 出てブックオフで中里介山の原作本 探してたら
表紙に市川雷蔵の写真が使われた4冊シリーズが見付かり ちくま書房が
出版した当時は既に大菩薩峠イコール市川雷蔵の時代に為ってのか・・と
御大・片岡 知恵蔵ファンとしては少し寂しく感じた。
本作は良く出来た映画だけど僕に取っては机 竜之介は知恵蔵ですね。

でも それを踏まえて云ってもホントいい映画でした。
映画が終わっても他の客も含め暫し座席から立ち上がれ無かった。
このまま1時間くらい座って居たい気持ちでした。
元々観に来た動機ってのが銀幕で大映のロゴを見たいって云う 只それだけ
なんですが それ以上の お釣りが たんと来ました。
雷蔵の相手役 演じた玉緒サンは何だか三原葉子みたいに凄みを
感じました。まるで「怪談 かさねが淵」のやうな凄惨なシーンも有って
中川信夫の世界に近い・新東宝に影響を受けてるかのやうにも特に後半
感じましたね。

歴史的に見ても「鞍馬天狗」の少し前の時代設定から物語が始まってて
会津の容保公の京都守護職赴任の前の(後の)新選組の話から
京都に移ってからの壬生の屯所の話まで駆け足ながらも大きな時代の
うねりの中で翻弄されてる人々が印象深かった。

山本 富士子は そりゃ お綺麗なんだけど悪い意味で お顔に傷めいた
モノが皆無の人なので床の間の置物には為っても市中 連れて歩きたいと
思うやうな人ぢゃ無いですね。むしろ名前は知りませんが育ての母親
みたいな役柄を演じた女優さんの方が魅惑的・魅力的に映りました。
知恵蔵の方の映画でも玉緒さんの役も演じた長谷川 裕見子のやうな
細面の 花街の お師匠さんのやうな雰囲気が実にヨカッタ。
 
 
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