teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]


新着順:33/1367 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

「道」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2020年10月31日(土)13時53分38秒
  通報 編集済
  44年ほど前「福井映画サークル」の(今月の自主上映作)に本作が選ばれ
事務所の会場で椅子並べ・スクリーン張り なんぞも してたので
当時を思い起こし懐かしかった。

映画は今 観ると敗戦国の悲哀を感ずる。英米仏に負けて国全体が打ちのめ
されてる匂いが全編 漂ってる。そんな中で救いは お膝元のカトリック信仰で
憩いは旅回りの一座って云う事なんだろうけど 当時の日本も似たり よったりで
全国津々浦々芝居が大人気を博して居たらしく映画の世相が同じ敗戦国の日本の
世相と重なり合った。
20代の頃に観た時と違い 今 観ると「かう云う男女間も有るんだな」と
かなり肯定的に捉えてしまう。善悪ぢゃ無く みんな違ってて みんなイイ。
みたいな感想に為るか。別に暴力を肯定する訳ぢゃ無いけどアダム&イヴ以来
男女の形態は色々だろから敢えて善悪は言えないってな読後感だった。
日本初公開の頃の(キネ旬)の批評 読んでても 又 その後の批評 見ても
決まってカトリック信仰との絡みが出て来るけど 当時の向こうの人達に
取ってのカトリックは一種 空気みたいな存在だろうから取り立てて
どう・かう論議するのはナンセンスな話題なんだろうなと思う。

自主上映後の数年後に年長の知り合いの順化小学校の教諭に丁度NHKで放映してたので
強く見るやう勧めたら 後で彼女も感涙してた。
此れ 或る程度の年代の日本人が泣くのは背景に敗戦の痛手の遺伝子が有るから
だと思ってる。まるで邦画の「君の名は」(1953年)のやうな背景感。
 
 
》記事一覧表示

新着順:33/1367 《前のページ | 次のページ》
/1367