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「刺青」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2020年12月26日(土)16時39分20秒
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  今週は正月興行に入るからだろが涎が出て来る良作ばかりで どれにすべきか
迷ったけど 普通に本日の1作目を選んでみた。

映画は比較男女心理学的にも興味 深かった。
所謂 男子脳・女子脳の違いで大店の娘さんが大人しめの手代に惹かれる
気持ちも飽きてしまう心情も よく解る。
エンディングは当時として有り有りの大円団で最初に既に予想が付いた。
大映好み云うか社長の永田さんの嗜好のやうな気もした。
元々 監督が増村で・原作が谷崎で・シナリオが新藤で・キャメラが宮川で・
脇に山本 学・佐藤 慶 と理論派が入ればエエ映画に為るんは必定で
安心して楽しめた。
手代の母親役で毛利 菊枝が居て懐かしかった。大作「釈迦」で貧者の一灯を
演じた北林 谷栄と同じく既に鬼籍か・・。

主演を張った彼女は偉大な女優だと思う。
どう偉大かと云うと津島 恵子みたいに会社と事を構える事も無く粛々と
目の前の仕事に励んで居たと云う点で。性格的にも現場で可愛がられる人
だったんだと思う。気遣いが出来る人だったんだと推察した。
性格が男!云うんも当然で男社会の映画界でセンター取るくらいだから
男で居ないと当然 取れない。男の観客側からしても気持ちが男で居て
呉れた方が楽 云うか心情が解り易い。洋画&邦画 と問わずトップ女優って
気持ちは皆 男子!だと私は思ってる。

映画の描写は女郎蜘蛛と云われる背中の刺青のアップから始まってたが
私なんぞは「色暦大奥秘話」(日活 小川節子)や「海女の慕情」
(新東宝 前田通子)らの背中を思い出し見比べ眺めて居た。
当時の永田さんも新東宝の社長の大蔵さんと同じ女優への見方だった
もかも知れない。

色々書いたがハリウッドの西部劇 同様 時代劇が作られ無く為った。
それなりの やむを得ない背景も有るんだろが時代劇を作れ無く為った
映画界は当節の時代からも相手に されなく為る。と思うのだけど。

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