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最初 タイトルのGOGOは映画会社が勝手に付けた宣伝文句かと思ってたら
意外にも主人公の実名らしい。さう云へば有名な打楽器のタムタムも
同じ言葉の羅列でアフリカ人って重ね言葉が好きなのかも知れぬ。
冒頭(彼女は特別な人)ってな断り書きが入ったけど確かに然り&然りで
相当 負けん気が強い性分と感じた。校舎を建ててる現場責任者の壮年を
叱り飛ばす程の負けん気。助産婦と云う技能が有るから未だエエものの
無かったら村の鼻つまみ者でしか無いと感じる。
私が高2の頃に死んだ母方の祖母も丁度そんな感じで顔の輪郭や喋り方
果てや人生哲学まで似通ってたので80前で死んだ祖母を想い出してた。
最後にレーザー治療だと思われるんだが白内障の治療が成功して目が
見へるやうに為り学業に復帰が出来てヨカッタと思う。
最初に駄目元で直訴して入学を認められたんだが その校長が素晴らしく
教育者かく有りなん!の人物で 担当教諭の若い女性とはコントラストが
妙だった。黒人女教諭は 普通に「ジーザス!」なんて叫ぶので幼少は
ミッションで教育 受けたやうな気がした。
何処までが演出か判らないくらいのスムーズな流れで巧い映画だと思う。
観終へてロビーに出たら階段までスズナリの人・人・人。
次の上映映画に原作者の舞台挨拶が有るので大勢の大群と為ったらしい。
自分的には祖母の面影の有る94歳のケニア人の舞台挨拶が聞きたかったのだが。
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