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「はじめての おもてなし」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2018年 5月14日(月)19時30分20秒
  バブル期の日本のホームドラマを見てるが如き。
昨今のドイツはEUで一人勝ちの感なので そんな趣を感じた。
内容も最後の終わり方も予想通りで如何にも堅実好みのゲルマン風。
国内で最高の興行収益を上げた!と聞いても別に驚きも無かった。

上手い映画だな。と感心した。古典的な手法を古典的なまま上手に使い
切った感じ。異人種の難民に対する幾つかの一群を そのままパズルに
組み込み現在のドイツを上手に発信してた。
映画の かなり後半部 ゲーテの詩の一節が読まれたが その前の勇壮な
シンフォニーは流れとしてワグナーかと思ったのだが どうだったのか?
独逸好みの詩や曲は揶揄・自嘲したブラック・ユーモアと受け取ったのだけど。

受け入れた家族の家屋は白い家。
白人娘が黒人の恋人を家に連れて来た「招かざる客」の家も白色だった。
医師の父親役を観ながら スペンサー・トレシーを想起した。
 
 

「5パーセントの奇跡」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2018年 5月11日(金)21時31分46秒
  冒頭の「幸せの道と云うより道そのもが幸せなのだ」は 極めてオリエンタルで
主人公の生まれ故郷スリランカの上座仏教の経典「法句経」あたしの影響を
感じた。だけで無く 主人公の行動規範全体に「法句経」のエッセンスが感じ
取られ ドイツ語圏の映画としては珍しい色合いを感じた。

主人公の姉役のエスニックでエキゾチックな横顔を眺めてたら インド・ベンガル
生まれの女優 ヴィヴィアン・リーの「哀愁」を思い出したのだが
インドやスリランカの女子の顔って何やら哀愁を醸し出す顔立ちのやうだ。

真面目で頑張る主人公の元には 母・姉・同僚・上司と応援者が集まる。
試験官の補助にまで助けやうと云う気持ちが働くんは やっぱ 本人の
お人柄なんでせう。



 

「Big sick」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2018年 5月 3日(木)21時03分0秒
  エンディングで主人公 本人の写真が紹介されてたけど可愛かった。
その可愛さはティーンエージャー向けのモデル誌の表紙を飾る事が出来る程の
可愛さでバツイチでも男ならゾッコン!に為るで有ろうと思った。

映画の前半は かったるい感じだったが後半はテンポ良く進み2時間が
アッと云う間。まるで少女コミックの恋愛物のノリで有った。
パキスタン人の男は かなりのイケメンで しかも少々毒気 有る喋り方を して
往年のコメディアンのダニー・ケイを彷彿と させた。

全体として 地方のボードビリアンのショウの延長としての恋愛物のやうな
軽妙・洒脱な映画で気持ちがポカポカで帰る事が出来た。
 

「ザ・シークレットマン」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2018年 4月28日(土)19時45分27秒
  コードネームの「ディープ・スロート」と云えば事件発生時のメガトン級の
ポルノ映画「ディープ・スロート」を思い出すが 主演した女優は2002年に
事故死し・本編の主人公のディープ・スロートは翌年 自分が それだった と
公表した。時代の寵児だった女優リンダが50代の若さで死んだ記事を見て
彼は真実を語り出したのか・・と思った。
「そんな馬鹿な・・」。と打ち消したい気も有るが 存外 人の気持ちが固まる時って
そんな些細な・他愛も無いキッカケに起因する場合が多いと感ずる。
復 リークした情報源の張本人に俗語のスラッグを使うあたし 当時の世相・女性観が
感じられ隔世の感も感じた。

事件を扱った映画と云えば 4年後に公開された「大統領の陰謀」を想起する
のだけど 此方は二人の新聞記者がメイン。記者の上司役のマーチン・パルサムが
当時は渋くて唸った記憶が有る。
本編は知らない役者ばかしで 半世紀前なら主人公がジェームス・シュチュアート。
上司がハンク(ヘンリー・フォンダ)でキャスティングされただろうと推察される。

映画は主人公が少し正義の硬骨漢 過ぎる。「そんな立派の人?」。と突っ込み
入れたく為る。第一 私は毛並みの良いケネディは嫌いで・それに反発を感じる
底辺社会からの叩き上げのニクソンに親しみを感じる身なので 主人公の正義感
ぶりには正直 嫌悪感さへ感じる。大統領なら誰でも やってた・やってる事。
只 彼の場合 自らの荒削りな人柄と侵入した5人の素人臭い仕事ぶりの為
窮地に追い込まれたってな印象。やった事に対しては「落とし前」を付けなくては
為らぬのが法律だから仕方も無い話なんだけど 部下を従わせる技術に欠けてた
だけで極悪人にされてしまう政治の世界はホント怖いと感じた。。
と云う意に於いてニクソンは被害者だと感じた
 

「ベロニカとの記憶」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2018年 4月21日(土)16時04分2秒
  「舞踏会の手帳」の別バージョンだと思って席に座ったが 此れは此れで
1本の映画だった。最初のナレーションの言い回しがバーナード・ショーの
やうな皮肉っぽさ だったので流石に英国人と納得してしまった。
最後のドンデン返しも米国映画では作り難いと感じた。英米人の間での
微妙に感性の違いを感じた一遍だった。
 

希望のかなた

 投稿者:若泉  投稿日:2018年 4月15日(日)08時12分39秒
  アキ・カウリスマキの映画は久しぶりだった。
「希望のかなた」は、アメリカ・イギリス・フランスによる空爆が行われたというタイミングが皮肉に思えた。
攻撃の陰で語られることの少ない「難民」や「国」について考えさせ大変よかった。
日本語の歌が劇中で流れるのは監督の趣味だと思うけれども、同じように日本語の歌が使われた「ラヴィ・ド・ボエーム」を思い出し、しんみりとした。
 

「希望の かなた」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2018年 4月14日(土)21時44分45秒
  フィンランドも親日国とは聞いてたけど此処までとは知らなんだ。
映画の後半 普通のレストランから寿司店に変えるのだが其の変え方が
半端では無かった。「竹田の子守歌」まで現地語で流す凝りやうは
やはり本質的に「日本 好き」が無いと無理だと感じた。
トルコなんかも さうだけど 歴史的に大国ロシアと対峙した国々は
バルチック艦隊を破った日本には必然的に親しみを感じるのだろう。

映画の方はヨカッタ。
ヒーロー・ヒロインは出て来ないけど全員が主役。そんな映画だった。
日本の小説で云うと 山本 周五郎 の世界。市井の人々を温かく見つめた映画。

冒頭 主人公が石炭貨物船の積み荷から ひよっこり顔を出すシーンでは
何故か「手錠のままの脱獄」でのトニー・カーチスとシドニィ・ポワチェの
ラストの見つめ合う場面を想起した。

 

「新世紀 パリ・オペラ座」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2018年 4月12日(木)20時37分15秒
  予想してた以上に相当コアな映画だった。
全編 楽しむには かなりの量 オペラに関する素養が無いと駄目だな。
と感じた。

仏が盟主国に為るアルジェリアの子達と思われる一群との合奏は
日本も東北の津波で被害に遭った中学生達がベルリンのオケと合奏した事も
有るので 其れとオーバーラップに為ったのだけど 最後はラ・マンチャの男の死に際の
一節を持って来たのが良かった。


館内の廊下に映画「007(シリーズ)」のポスターが何枚か貼り出されてたけど
ボンド・ガールを経験した女優の 浜 美枝さんは映画会社から貰ったギャランティで
ミラノ・スカラ座~パリ・オペラ座まで特等席で観劇三昧の日々を過ごされた
らしく「徹子の部屋」で話されて居たけど 舞台の袖から観劇 出来る機会は
滅多に無く その分「儲けたな・・」。ってな思いだった。
 

「ドレス ヴァン ノッテン」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2018年 3月29日(木)21時03分42秒
  ファッション ショウの楽屋が見れて新鮮だった。

ジェーン・パーキンやマリリン・モンローの名が登場して懐かしかった。
二人は女優だったけど一時期モデルも してたので彼女達の名も出たのだろう。
マリリンが主演したラブコメディの映画の挿入歌も流れたが歌ってたのは男声。
その辺が主人公の性癖だし美意識なんだろう。
大円団 パリ・オペラ座・ステージ上でのショウではラヴェルの「ボレロ」
が使われてた。ラヴェルは仏の人。流石にツボは離さないと思った。
 

リクエスト

 投稿者:もさこ  投稿日:2018年 3月27日(火)12時41分10秒
  『泳ぎすぎた夜』観たいです。

http://oyogisugitayoru.com/

 

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