teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]

 投稿者
  題名
  内容 入力補助
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ 検索 ]


「ヒエロニムス・ボス」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2018年 2月23日(金)04時51分50秒
  彼はダリの絡みで名前だけは知って居たが詳細は解らづ 本編を観て少しは解った
気に為った。それ程までに美術講義の番組として有意義で90分番組が3時間番組の
やうな濃度の濃さを感じ Eテレの「日曜美術館」の海外版のやうな趣が有った。

冒頭の三連の大仕掛けの絵には狩野派の屏風絵を思い出し・擬人化された手法には
「鳥獣戯画」を想起させ・幽玄や夢幻の世界観には白魔術のタロット(カード)の
絵柄と似た嗜好を感じた。祖父の代から三代 続く絵描きの家系らしいが
「あやかし」のやうなジプシーの血が入ってるやうな気がした。
漫画家・美術史家・画家・美術館の係員 等に混じって40前の女性シンガーが
絵を観た感想を話してたけど  彼女の感覚が自分に取って一番 近い感想・感性
だと思った。理論づけや・後づけぢゃ無くストレートに自分の毛穴感覚で感想を
述べてる点 好感を感じ身近に感じた。
自分もワンカラの個室に入れば長年ジャズだのシャンソンだの歌ってるので
彼女の自らの音楽との対比は興味深かった。

仕事の除雪と持病の神経痛でヨレヨレで館に来たが 来るだけの値打ちの有る
映画で エンド・クレジットの最後に「プラド美術館」の名が見へ懐かしかった。
之 スペイン語会話学習のテキストでは定番の場所だから。
 
 

「追想」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2018年 2月18日(日)15時39分47秒
  題名の「追想」から連想されるのは二度目のオスカー主演を得たバーグーマンの映画で
本編も「さうだろ」。と思って銀幕の前に座ったら外れたので少し気落ちした。
此れは此れで「好品」では有ったんだけど。

映画は1975年の作だから一度は観た事が有る筈なんだが どうも初公開時の時が
思い出せない。概して欧州映画は地味だからなんだろうが帰宅して見たチラシの
ロベール・アンリコだのロミー・シュナイダーだのの名が懐かしく瞬間20代だった
自分に戻ってた。
冒頭の場面とエンド・クレジットの絵柄が同じで 後半もメリハリが利いた作りだった
ので観てても安心感が広がった。バックの音楽もフランシス・レイ タッチの心地よい
電子ピアノの静かな掛け合いだったのでまるで「ゆりかご」気分だった。
主演の男優は「地下鉄ジジ」にも出てたらしい・・。この映画は仏版「自転車泥棒」の
やうな映画でジジと云うルンペン少女と(歌って踊れる名優との)絡みが
面白くリバイバルで観た時には買った映画音楽全集のレコードの中に此の映画の
挿入歌「ジジ」が入ってたので よく聴いてたのを想起する。
出演してた名優は確か モーリス・シュバイエ?だったか。歌の「ジジ」は彼が
歌ってたのだけど。

本編の物語的には 主人公の医者(外科医)は1944年の仏と云う設定上
政治的に難しい立場だったと推察される。結局は愛する家族を惨殺され好戦的な
パルチザンに変身してしまうんだけど其の過程で盛んにフラッシュ・バックが
使われ主人公の気持ちの起伏が よく解った。
対する12人のドイツの将兵も人間的に描かれ好感を感じた。
思わづ米国テレビドラマの「コンバット!」に登場するドイツ軍の将兵を
思い出した。
 

(無題)

 投稿者:  投稿日:2018年 2月18日(日)13時27分1秒
  監督過去作はDVD化しておらず、こちらも今のところ限られた映画館でしか上映しないので「立ち去った女」を上映して頂けると本当に有難いです。必ず観に行きます。ご検討よろしくお願いいたします。  

リクエスト

 投稿者:marine  投稿日:2018年 2月16日(金)07時47分17秒
  想田和弘監督『港町』を上映してください。

http://minatomachi-film.com

 

リクエストのお願い

 投稿者:にこ  投稿日:2018年 2月13日(火)23時15分12秒
  「彼女が目覚めるその日まで」を上映していだだきたいです。よろしくお願いします  

「婚約者の友人」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2018年 1月20日(土)08時53分55秒
  仕事アガリに観に来たが予想通りフランス映画らしいフランス映画。
上品で「たおやか」で詩情的でアンニュイで 貰った小さなチラシの裏面に
書かれて在った著名人の寄稿文を借りるなら「どの場面も なつかしい優雅さを
湛えてる」(女流作家)とか「生きる希望が湧く名作だった」(夏木マリ)。とかに
近い読後感に為るか。

のっけから まるでサイレント映画のフロント頁のやうな冒頭で以降もモノクロ画面が
続き 時代設定も1919年の欧州ドイツ語圏なので当時の社会風俗に引き込まれ
魅せられた。途中 思い出したやうにカラーの場面が三か所だったか現れ
アウシュビッツの今と過去をシットリ描いた仏映画の名作「夜と霧」の趣向を
想起した。 物語りの前半部までは仏から来た青年はフランツとは同性愛だと
推察してたのだけど 実際はアーティスト特有の繊細な神経ゆゑと解り
流石 名バイオリニストってのは さう云う行動も取るのかと無抵抗で得心
してしまった。

極めて大時代的な雰囲気を醸し出す映画で 画面だけ見てると何だか1940代の
メロドラマのやう。でも使ってる撮影機材は今時だから画質も音声もクリァーで
時代の違いが判ると云う趣向性を感じた。
二人の男は敵と味方に分かれ塹壕戦で撃ち合う形と為ったのだけど 第一次の
大戦の欧州の戦線は後半は膠着状態の塹壕戦で それを描いた レマルクの小説
「西部戦線 異常なし」を想起した。
当時の日本の皇太子・後の昭和天皇も お読みに為り映画化もされた作品で
確かドイツ将校役で当時 有名なドイツの役者も出てたと記憶して居る。

かうした登場人物の心象風景を描いたら右に出る者が居ないのがフランス映画で
邦画も かうした方向性で行って貰いたいと思う。
実相寺(監督)の「無常」のやうな映画が好きなんだけど 米映画の猿真似のやうな
映画が多過ぎると感じるのは私だけだろうか?
 

「ありがとう トニ・エルドマン」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2018年 1月 3日(水)20時33分3秒
  2時間40分の長尺物だったけど後半 物語の展開が早く為った感じで
終わって見れば2時間物と大差 無く「いい映画」の範疇に入るのだろうと
思った。観てる時間が短く感じられるんは「いい映画」の必須だから。

ストリィは 都会で肩パット入れた服装で颯爽と仕事しとる娘に会いに行く
父親と其の娘の掛け合いなんだけど 両人とも かなりの意地っ張りだから
あらゆる場所で衝突してしまう・・ってな展開。
さう云う中に在って印象に残ったシーンは或るホームパーティの場で
父親の伴奏で娘が歌を披露する場面。イケイケの仕事娘が少し厭世的な歌詞を
ホイットニー・ヒューストンのやうな歌唱で歌い挙げ部屋を出てゆく場面。
ナチュラルな娘の素顔を皆に披露する事が出来た父親の歓喜の顔が印象的。
部屋は東方教会・ギリシア正教会の復活祭の通俗的な集まりみたいだったけど
その中でゴスペルのやうな歌詞を上品に歌い挙げた彼女に万雷の拍手が
湧き上がったんが印象的だった。

一連の場面を観ながら川端康成の小説「山の音」を映画化した時の 父・山村 聰
義理の娘・原 節子のシーンを思い出してた。
昭和29年の成瀬(巳喜男)監督の作品なんだけど 会社重役の父の会社へ弁当か何か
長男の嫁の原 節子が持って行く場面が有ったかと記憶して居て
それで二人の相対場面が想い出されたのだけど その時の山村 聰の娘に対する目線と
本作の父親役の目線とが似通ってて驚いた。

その本作の父親には怪優のジャック・ニコルソンが演じてるらしかったが
体形が まるで晩年のチャールス・ロートンで若い頃の颯爽体形 知ってる身として
寂しさを感じたのだけど 戦前期のドイツ映画は確か怪奇映画の宝庫だったので
彼が おふざけで「ノートルダムの せむし男」に似せた変顔してたんも
黄金期のドイツ映画に対する玄人筋の郷愁ってな処で関係者から映画が高い評価を
受けた一助と為ったのかも知れぬと感じた。

本作はヒットした文芸小説の映像化ってな趣旨らしい。
でも娘の職場の人間関係が少し ややこしくて解り難い点が有った。
昔風に単純明快が良いと感じた。
エキゾチック美女・マール オベロン と 貴公子然のローレンス
オリビエが出演してた「嵐が丘」の逢瀬の場が懐かしく思い出された。



 

「ボブという名の猫」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2017年12月31日(日)15時44分21秒
  日本でも有名だった機知に富んだロンドン生まれのコメディアンのボブホープには
ボードビリアン的な要素が強かったけど 本作に登場する猫も相当ボードビリアン的な
芝居猫だった。おそらく王立演劇学校あたりに所属して居るホンマモンのアクター猫
だと感ずる程の演技力だった。

映画は 迷い猫を拾ったストリート・ミュージシャンの更生劇なんだけど
冒頭は英国人気質らしい言葉遊びのタイトル表示で「007」の導入部を想起させた。
彼に関わる女性は3人。一人目は麻薬の更生に携わる公的施設で働く理知的な女性。
二人目が職業不詳ながらNGOの「グリーンピース」のやうな思考を持ったナチュラルな人。
三人目が公的施設から落ちこぼれた中毒者を救う民間施設で働く褐色肌の女性。
この3人が「ジャンキー」と呼ばれるヘロイン中毒者の彼を救ってゆく介護者と為ってゆく。
3人は今の英国女性の三つのグループの夫々の代表者のやうな存在で在った。
主として生活経済面での色分けとして。

キャメラは時々猫の視点で回され・台所の下の壁の隙間から出入りする鼠なんかでも
鼠の目線で周囲が映し出されてて 思わづ1970年代の鼠と少年の交流を描いた
映画「ベン」のワンシーンを連想させた。

オンタイムで昔 観た自伝的映画「わが心のふるさと」は ボブ・デュランが憧れた
吟遊詩人 ウディ・ガスリーの物語だったけど 本作のミュージシャンは誰に憧れて
その道に入ったのだろうか・・?



 

「シンクロナイズド モンスター」雑感。

 投稿者:みきお。  投稿日:2017年12月31日(日)02時56分7秒
  主演の女優は今が旬らしい。
でも自分的には初めて見る顔で1970年代の日本男子の股間を熱くした
ポルノスター クリスティナ・リンドバーグと顔立ちが似てたので懐かしを覚へた。
と同時に舞台が田舎ってな事も有り出演者が時代的に古メの雰囲気で
映画全体に70年代~80年代のムードが漂ってた。

物語は何だかネットゲームから無理に引っ張って来たかのやうなストリィ。
観客に何を伝えたいのかがチンプンカンプンの呈で今風の若者でしか
付いてゆけない部分を多く感じてた。
のだけどラスト場面に為って やうやう物語の筋が読めて来た。
要するに 小学校の児童の同級生同士の他愛も無い喧嘩。
それが長じて大掛かりなファンタな喧嘩へと移行したモノ。
さう云う映画だった。

ファンタな喧嘩の代行場所が韓国のソウルだったり・主人公のが日常
使ってるパソの表の柄が有名な日本画で彩られてたりで かなりオリエンタル趣味を
感じたのだけど この製作者も兼ねてる云う主演女優は かなりナウイ・
今風に敏感な人なんだろと感じた。
日本の女子に・中年に入り掛けの女子に憧れを抱かせるタイプの人だと思う。
つぶらな瞳でスタイル良いし・ダメぶりも真面目ぶりも適当ってのが
受け入れられる要因なんだろうと思う。
実際 私なんぞも見てて恋人に欲しいと思う程・・だった。

この女優サンみたいに お顔が可愛い・可愛い人は存外 気性が男・男だったり
する場合が多いし 若くしてオスカー女優でプロデュースにも乗り出す人って
映画界にシンクロした怪物(モンスター)なのかも知れない。
タイトルのネーミングは映画の事ぢゃ無く 主演の人の素顔かも。

 

上映希望

 投稿者:ひろみ  投稿日:2017年12月30日(土)15時42分52秒
  シーモアさんと、大人のための人生入門

上映希望です

https://vimeo.com/ondemand/uplinkcloud057

 

レンタル掲示板
/122